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加賀美幸子 『ことばを磨く18の対話 』 (NHK出版,2002年)
ISBN4-14-080686-9元NHKアナウンサーの著者が、ことば、特に話し言葉でのコミュニケーションを中心に、岸田今日子、吉永小百合、タモリ、小宮悦子など18人にインタビューしています。いずれも、ことばを商売道具にしている人たちだけあって、体験に基づく人それぞれの「表現」への思いは変化に富んでいます。
歌集がオンデマンドで出版できるようになったり、ネットで短歌をやりとりすることが普及しつつあることについて、俵万智が「もっちょっとこらえたほうがいいかなと思う面」があると漏らしています。表現に対する「決意」とか「重み」が軽んじられてしまうのではないかという指摘です。短歌という凝縮された表現方法を使う方ならではの見方だと思います。
市原悦子や和泉元彌が「稽古」の重要性を力説しているのも印象的です。仮想空間でいくら言葉が飛び交おうとも、身体性からは逃れられないということでしょう。
堀尾正明や久保純子といった、NHKの後輩アナウンサーにもインタビューしています。
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